へヴィメタル・ゴッドファーザーの底力
へヴィメタル・ゴッドファーザーとは勝手に呼んでいますが、もちろんオジー・オズボーンその人のことであります。
「ブラック・レイン」という新作が出ました。このアルバムはとんでもない出来です。先日、Linkin Parkの新作を紹介しましたが、オジーの作る音楽に比べればなんと脆弱なことか…。何なんでしょうね、このパワーは。
音としては、21世紀型というか、かなり近代的なサウンドです。ギターの音が「ザズズズズ」みたいな、重たいものを引きずっているような低い音。アクティブ回路のギターにモダンアンプ、それからコンプレッサーを2回くらい通せばこんな音になるのでしょうか。相当ダウンチューニングしているんですが、ノーマルギターで出せるんでしょうかね、こんな低い音。ぼくはジェームズ・ヘットフィールド仕様のバリトンギターを持ってるんで、ちょっと試しに似たような音を作ってみようかと思います。
あと、特筆すべきはベース。元ROB ZOMBIEのブラスコという人が弾いていますが、なかなかの存在感です。オジーのバンドでは、べースが主張するイメージがあまりないのですが、このアルバムについてはなかなか個性が光っています。やはりアクティブ回路のベースで作ったような音ですが、これが心地よい。いい感じでうねっています。
全曲粒ぞろいで、捨て曲なし。21世紀型へヴィロックの新しさを備えつつも、オジーらしさを失わない、すごい名盤。聞く人の自己の強さを試すような、強烈なパワーに満ちたアルバムです。御大の底力を味わえます。
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